2019年、名作『バイオハザード2』のリメイク、『バイオハザード:RE2』が発売。
原点回帰を果たしたゲームデザインが評価され、迷走しつつあったシリーズから見事な復活を遂げた。
バイオハザードシリーズのRE2を今更ながらプレイ。 すでに次作のRE3が発売されており、本作についてはYou Tubeで実況動画を見る機会も多く、謎解きなどもネタバレしてしまっている。 なので普通にプレイしても面白くないってこと[…]
今回、その続編となる『バイオハザード:RE3』をプレイ。
前作同様、過去作のリメイクとなっており、1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』が原作となる。
『RE2』に引き続き、原作ファンの期待に応えてくれるのか、本記事でレビューしてみる。
また、今回もMODを導入して遊んでみたので、そちらの紹介もしてみようと思う。
※全編通してのスクリーンショットを公開しているのでネタバレに注意。
バイオハザード:RE3をレビュー
タイトル |
バイオハザード:RE3 |
ジャンル |
サバイバルホラー |
発売日 |
2020.4 |
プラットフォーム |
PlayStation 4/Xbox One/PC |
クリア時間 |
5時間~10時間 |
スコア |
65点 |
グラフィックやシステムは前作『バイオハザード:RE2』から継承されている。
目新しさがないと言うよりは、
そんな安心感のほうが大きい。
ゾンビと言えど囲まれると致命傷になり得る、絶妙な難易度は相変わらず。
UIや基本動作も前作を継承。現段階ではこれが完成形と言える。
しかし、最近の大作ゲームと比べると、どうしてもボリューム不足を感じてしまう。
原作で印象深かった「時計台」と「墓地」ステージ、この2つがカットされているため、ストーリーがシンプルにまとまり過ぎている。
シリーズ恒例の周回要素はあるものの、それでも底が浅いように感じてしまった。
下水道や研究所など、『バイオハザード:RE2』と同じようなステージが多いのも、ボリューム不足を感じてしまう原因と言える。
オンラインコンテンツの「レジスタンス」は未プレイなんだけど、そちらありきのボリュームと言ったところか。
閉所感の薄いマップはアクション寄り
警察署からの脱出を目指す前作に対して、本作はラクーンシティ全域が舞台となる。そのため、前作に比べると閉所感は薄れてしまっている。
パズル要素など謎解きも少なめなので、一本道のアクションゲームに近い感覚。
曲がり角の向こうに何かいる、そういった恐怖を感じるポイントも少なくなってしまった。
さらに本作では、緊急回避と呼ばれるステップ動作が追加された。
タイミングを合わせてボタン入力することで、相手の攻撃を避けることができ、そのまま反撃をすれば一時的にスロー演出に突入する。
確かにカッコいいんだけど、このまま行くと次回作では、
バイオはホラーゲームであってアクションゲームではない。
一新された周回要素。個人的には好きだが、少しシンプルすぎ
バイオハザードと言えば無限武器。
本作も例に漏れず、無限ロケットランチャーなど、ユニークなクリア特典が用意されている。
前作では、「ランクSで、何時間以内にクリアしたら、無限ロケットランチャー入手」といった、決められたハードルがあった。
しかし、本作ではポイント制になっており、各特典にポイントが割り振られている。
レコード(トロフィーや実績のようなもの)をクリアすることで、ポイントをゲットすることができる。
そして、そのポイントを使って特典と交換する仕組みである。
当然ロケットランチャーといった強力な武器は必要なポイントが多くなる。
このシステムによって、誰でも時間をかければ好きな特典を入手できるようになった。(すべてのレコードをクリアするのは難しいけど)
You Tubeで攻略ルートを丸暗記して、機械のようにプレイしていた前作。
それに対して、本作では自由にプレイして、楽しみながらポイントを稼げる。
もちろん、これまでのように無駄な戦闘を避けながら、最短ルートを突破する楽しみもあるし、そういったガチプレイはポイントを稼ぎやすい。
初見プレイでも5時間以内にクリアすることができた。
ムービーを飛ばしながらプレイすれば、もっと効率よくポイントを稼げそう。
ただ残念なのは、
無限ロケットランチャーや、無限マシンガンなど、基本は押さえている。
しかし、コスチュームは1種類だけだったり、ステータスアップのアイテムがほとんどで、特典の水増しが目立ち面白味にかける。
どうせだったら、使って楽しい武器や、他にもコスチュームを増やしてほしかった。
原作のカスタムショットガンや、カスタムハンドガンが登場しないのも不思議である。
MODを導入してみる
ボリュームが少ないなら増やせばいいじゃないか。
と言うわけで、今回もさっそくMODを導入してみることにした。
導入方法も前作と変わっていないため、特に悩まず導入することが出来る。
「バイオハザード RE:2」が発売されてから2年以上が経つけど、未だに根強い人気を誇るようで、当ブログでもMOD関連の検索流入が多くみられる。 という事で今回は、クレアのコスチュームMODから個人的にオススメのものを厳選して紹介するこ[…]
今回導入したMODは以下の3つ。
2. カルロスのコスチューム変更MOD
3. アサルトライフルの射撃音変更MOD
ジルのコスチューム変更MOD
≫レベッカ・チェンバース・コンセプトアートコスチュームMOD
レベッカのコンセプトアートをテーマにしたコスチューム変更MOD。
当記事のスクリーンショットはこのMODを使用したもの。
バイオハザード・リベレーションズでジルが着用していたウエットスーツMOD。
ボディスーツフェチにはたまらない一品。
カルロスのコスチューム変更MOD
カルロスをハンクに変更するMOD。前作からの流用か、完成度はかなり高い。
アサルトライフルの射撃音変更MOD
アサルトライフルの射撃音を派手にしてくれる。迫力が出るのでオススメだけど、少し音量が大きすぎるか。
個人的には、ゴア解禁MODが見当たらなかったのが残念だった。
とはいえ、前作同様コスチューム系のMODが多く、カッコいいものからエロ系まで、幅広く取り揃えている。
公式から、
MODあるから別にいいでしょ
そんな声が聞こえてきそうだ。
まとめ
全体的にボリューム不足が否めない『バイオハザード:RE3』
しかし、前作の良いところはしっかりと引き継げているので、遊んでみる価値は十分にある。
遊び方としては、ハイペースで周回して特典アイテムで強化しながら、高難易度へ挑戦するのがベターか。
MODを導入すれば、ある程度は飽きずにプレイできるので、個人的にはPC版がオススメ。
ただし、ストーリーモードだけだとフルプライス分のボリュームはないので、セール中に購入するのがいいだろう。
バイオハザードシリーズのRE2を今更ながらプレイ。 すでに次作のRE3が発売されており、本作についてはYou Tubeで実況動画を見る機会も多く、謎解きなどもネタバレしてしまっている。 なので普通にプレイしても面白くないってこと[…]