バイオハザード4 VRをレビュー【ボリュームたっぷりの名作VRゲーム】

あのバイオハザード4がVRとなって帰ってきた。

ゲームキューブに始まりPS2〜PS4、XboxやSwitch、そして今回のOculus Quest 2と、まさに不朽の名作と言える。

肩越し視点シューティングの新時代を築いた名作は、VRへも革命を起こすのか。

さっそくレビューをしていく。

 

イチロー
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バイオハザード4 VRをレビュー【70点】

『バイオハザード4 VR』はOculus Quest 2にて配信中。

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本作の凄いところは、「バイオハザード4を題材にしたVRゲーム」ではなくて、

 

バイオハザード4を完全VR化したゲーム

 

であること。

マーセナリーズなどのミニゲームこそオミットされているものの(むしろそこだけVR化されてもおかしくなかったかも…)、イントロからクライマックスまでそのすべてをVRで体験することができる。

ビートセイバーなど繰り返し系のVRゲームが多い中、こうしたシナリオも楽しめるVR作品が増えてくれるのは個人的に嬉しい。

 

流石に最近の次世代ゲーム機と比べるとデザインに古臭さは感じられるけど、アトラクション要素の強いVRゲームではそこまで気にはならない。

バイオハザード4の面白さを損なうことなく上手くVRと融合できているし、安定した動作環境はVR初心者でも安心してプレイすることができるはず。

ボリューミーなVRゲームを探している人におすすめの一本である。

 

さっそく遊んでみる

シナリオこそオリジナルのままだけど、VR化に伴い操作方法がいくつか変更されていた。

私がプレイした時の初期設定がこちら。

・座ってプレイ
・身長175cm
・テレポート移動

以前「Half-Life」というゲームでひどいVR酔いになったので、今回は移動方法を最初からテレポートに設定。

左スティックでワープ先を選択。

右スティックでは短距離のクイック移動ができるようになっている。

 

本作も「Half-Life」同様に動きが激しめのゲームだけど、テレポート移動でプレイしたところVR酔いは起こらなかった。

VR酔いが気になる人は、まずテレポート移動で遊んでみることをおすすめする。

※瞬間移動するという性質上、ゲームの難易度は少し下がってしまうけど、背に腹は代えられない。

 

まずは装備の把握

設定が終わればゲームスタート。

(仮想の)大画面スクリーンでオープニングを鑑賞し、そのまま装備の確認をしていく。

体にそれぞれ装備が取り付けられ、それらを実際にコントローラーで掴むことで使用することができる。

 

ハンドガンは右のポーチ、マガジンは左のポーチ。

ライフルなど大型の武器は背中へ手を回すことで装備できる。

 

回復薬や投擲武器などもすべてVR操作に対応しており、戦闘中にプレイヤーがパニックになれば、それがダイレクトに影響してくる。

慣れるのに時間はかかるけど、コントローラーの振動機能などの使い方も丁寧で操作性はかなり良好。

序盤の処刑広場が鬼門となるのはオリジナルと一緒だけど、遊んでいくうちに操作へのストレスは減っていく。

 

射撃

オリジナルがスティック操作で狙いをつけたのに対し、VRでは実際に自分で銃を構えながら狙わないといけない。

さらにリロードもすべて手動での操作が必要なので、眼前に敵が迫っている状態で弾切れになったりすると、

 

もはやそこに特殊工作員の面影はなくなる。

 

とはいえ、他のシューティングゲームと比べると本作はかなりカジュアルな操作性と言える。

武器にはそれぞれレーザーサイトが取り付けられており、ポインターが合ってさえいればテキトーに銃を構えてもヒットはしてくれる。

 

リロードにしてもかなり簡略化されており、あくまでリロードしている風といった感じ。

この「している風」のバランスが絶妙で、難しすぎず簡単すぎずの誰でも楽しめるところはGOOD

 

体術

オリジナルでも印象的だった体術。

本作ではVR酔い対策のためか、体術や窓を突き破るなど一部のアクションシーンは三人称視点へカメラが切り替わる。

切り替えはスムーズで違和感もなく、慣れてくればヘッドショット→体術→トドメと華麗に敵を殲滅していける。

テレポート移動の場合は体術の距離感にコツがいるけど、上手く行けばハンドガン一つで大群を圧倒することも可能。

体術はバイオ4の醍醐味の一つでもあるので、ここを楽しめるかでも本作の評価も変わってくるだろう。

 

VR化のお手本のような作品

上記以外にも武器商人や謎解きギミックなど、細かなところまでVR化されており手抜きのような部分が殆どない。

ゲームの起動画面からかなり丁寧に作られていて、まさにVRのお手本のようなゲームと言える。

 

本作のためにOculus Quest 2を買う価値があると言えば少し大袈裟ではあるけど、もしOculus Quest 2を買う予定があるのなら、ぜひセットで購入してもらいたい、そんな作品である。

 

次回作にも期待

それにしても、ここまで丁寧に移植してもらえるとなると、続く「バイオハザード5」と「6」も是非ともVR化してもらいたいところ。

アクション要素が濃く「バイオハザードっぽくない」ということで賛否の分かれる両作品だけど、VRとなればまた違った評価になってくるのではないだろうか。

本作をきっかけにVRゲーム業界がもっと賑やかになるといいのだが。

※ちなみに「バイオハザード7」はすでにPSVRへ対応済みだけど、あれは完全ホラーゲー。もはやお化け屋敷なので4とは趣向が違う。

 

一応気になるポイントも

本作で気になる点があるとすれば、良くも悪くも「バイオハザード4」であることだろうか。

先述のようにVR要素以外は完全にオリジナルのままで、VR版の新しい敵や武器が登場するわけではない。

私のように10年ぶりくらいに遊んでみると懐かしさを味わいつつ楽しめるだろうけど、「去年クリアしたばっかりなんだけど…」や「リマスター版でもうお腹いっぱい…」という人は、VR要素に慣れたあたりで飽きがくるかも…。

 

とは言っても、個性豊かなボス戦が楽しめるのも本作の特徴。

「あのボスはVRだとどんな戦いになるんだろう」など、一定のモチベーションを保ちつつ楽しむことはできるだろう。

 

探索が疲れることも

バイオハザード4では倒した敵がアイテムをドロップするんだけど、それを拾うのも「掴む→取得」とVR操作が必要になる。

オリジナルだとワンクリックで取得できるけど、

 

VRだとこれが結構疲れる。

 

アイテムケースを圧迫する弾や回復薬ならまだしも、拾い得なゴールド(お金)は自動取得でもよかった気がする。

ナイフを掴んで振って木箱を壊して、アイテムを掴んで取得する。

仕事終わりの疲れた体には少々きつい…

 

バイオハザード4 VRをレビュー・まとめ

まぁ気になるポイントもあるにはあるけど、VRゲームとしての完成度は高い。

本編のボリュームは10時間ほどで、Oculus Quest 2のバッテリーが2時間くらいなので、1週間位かけてまったりプレイするのに丁度いい感じ。

 

最近のバイオハザードシリーズに比べると難易度も緩めで、弾薬不足にもなりにくい。

サバイバルよりもシューティングアクションに特化したバイオハザード4 VR

ストレス発散などに一本いかがだろうか?

『バイオハザード4 VR』はOculus Quest 2にて配信中。

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