【Godfall PC版】1stインプレッションレビュー

2020年11月12日、PlayStation5と同時にローンチタイトルとして発売された「Godfall(ゴッドフォール)」

今回プレイしたのはPC版にはなるのだが、ストーリーモードをまずはクリアすることができたので、本記事で紹介してみたいと思う。

その中二病感溢れるビジュアルから、個人的にかなり期待していたタイトルではあったのだが、残念ながら期待を裏切られてしまったというのが正直な感想だ。

ただし、ハクスラというジャンルはストーリーをクリアしてからが本番と言われる。

まだまだこれから化ける可能性もあるので、まずはファーストインプレッションレビューとして、気になったところを中心に書いてみることにする。

それでは続きをどうぞ。

※全編通してのスクリーンショットを公開しているのでネタバレに注意。

 プレイ動画はこちら

【レビュー】Godfall(ゴッドフォール )ファーストインプレッション

タイトル
Godfall(ゴッドフォール)
ジャンル
ルータースラッシャーゲーム
発売日
2020.11
プラットフォーム
PlayStation5、PC
クリア時間
10~20時間(ストーリークリア時)
スコア
50点

死にゲー<RPG

Godfallはハクスラ(制作側はルータースラッシャーと呼んでいる)をベースにしたアクションRPGゲームだ。

攻略にはプレイヤーのスキルよりもキャラステータスへの依存が高く、所謂「死にゲー」とは少し違ったゲーム性を持つ。

もちろん敵とのレベル差をプレイスキルでカバーすることも出来るが、基本は戦闘を繰り返しレベルを上げながら攻略をしていくことになるだろう。

 回避やパリィなどのプレイスキルも求められるが、どちらかと言えばRPG要素が強め。

敵とのレベル差が大きすぎるとダメージが通らなくなる。

その場合はフリーミッションなどをプレイして、装備を鍛えてくるべし。

 

 スキルツリー画面。レベルアップで獲得するスキルポイントを割り当てていく。

体力や攻撃力UPの他にも、Godfallオリジナルの要素が多いので最初は戸惑うかも。

スキルポイントはいつでもリセットできるので、まずは気になるスキルへポイントを振ってみる。

特に弱点攻撃やシールドアタックなど、説明が分かりにくいスキルは実際に自分で使ってみることをオススメする。

 ハクスラ要素

Godfallでは、ヴェイラープレートと呼ばれる、性能が異なる12種類の鎧を駆使して戦う。

武器は全5種類から2つまで所持でき、さらに指輪やアミュレットなどステータスを大きく変化させる装備品も多く登場する。

 それぞれ特徴のあるヴェイラープレート。使用するにはアイテムを消費して製作する必要がある。

全部で12種類のヴェイラープレートが存在する。

ビルドを組むのは終盤からなので、最初は難しく考えず好きなものを使ったのでいいだろう。

 装備にはそれぞれレアリティが設定されている。最高ランクのレジェンドが序盤からドロップすることも。

ロングソード、グレートソード、デュアルソード、スピア、ハンマー全部で5種類の武器が使用可能。

それぞれにステータス効果が設定されており、プライマリ効果は種類ごとに固定だが、セカンダリ効果はランダムで設定される。

武器以外の装備にも同じようにステータス効果が設定されているため、自分好みのビルドを目指してハックアンドスラッシュを繰り返すのが本作の楽しみ方と言えるだろう。

 ステータス画面はとっつきにくい

ゲームが複雑になればなるほど、ユーザビリティが損なわれるのは仕方がないのかもしれないが、もう少し丁寧なチュートリアルを用意してほしかった。

ライフストーン、バナー、オーグメントなど、普段あまりこの手のゲームをしない人には抵抗感があるかもしれない。

ちなみにコーデック画面にチュートリアルが用意されているので、ゲームを始めたらまずはそちらに目を通すことをオススメする。私はバナーの使い方を知らないままクリアしてしまった。

 ステータス表記などローカライズが所々分かりずらいのも気になる

戦闘だけでなく、ビルドの構成で悩むのもハクスラの醍醐味であるため、ここら辺は今後のアップデートに期待したい。

盛り上がりに欠けるストーリー

全体的に会話を中心としたシーンが淡々と進むため、いまいち盛り上がりに欠ける。

登場人物のほとんどが鎧やマスクを装着しており、表情が読めないのも原因の一つだろう。

それにローカライズもお世辞にも丁寧とは言えず、どこかアーリーアクセスのゲームをプレイしている気になる。

先が気になるようなシナリオではないので、ハクスラやレベル上げが目的でなければ購入は少し待ったほうがいいかもしれない。

 兄弟でもあるマクロス。彼に反旗を翻されるとこから物語は始まる。

 

 第七の聖所と呼ばれる謎の人物(?)と協力し、マクロスへの復讐を目指すことになる。

 

 オープニングはまるで映画クオリティだが…。

 

 OP以降、会話を中心に進むストーリーは盛り上がりに欠ける。

ステージ&探索

一見開放感のあるように見えるステージだが、その景色はどこまで行っても代り映えすることがなく、見た目の割に狭く感じてしまう。

一手間かかる宝探しや、必要性のないグラップルなど、ハクスラとの相性が悪いギミックも気になるところ。

ミッション中は目的地が常に表示されるためほとんど一本道で進めるが、フリーミッションで探索するには魅力は薄い。

 縦の動きが少ない

本作にはジャンプ操作が存在しない。

障害物を乗り越えるには操作ボタンを長押しする必要があるのだが、乗り越えられる障害物は決まっており、それ以外だとどんなに低い壁だろうと遠回りをする必要が出てくる。

最新グラフィックなのに、どこか古臭い操作感はストレスを感じることも少なくなかった。

 縦の動きが制限され、見えている以上に世界が狭く感じてしまう。

 

 「精霊の視覚」という宝探し機能。画面が暗くなりアイテムなどがピックアップされる。

アドベンチャーゲームでもないのに、なぜ宝探しをしないといけないのか謎である。

マップがなかったり、不便なシステムで進行速度を遅らせようとするのはマイナスポイントだろう。

戦闘バランス

戦闘時のカメラワークが独特で、さらに1対多数の戦闘が基本となるため、どうしても攻撃を受ける回数が多くなる。

パリィや回避といったアクションも微妙に噛み合っておらず、何と言うか格ゲーでこっちはフレームの読み合いをしているのに、相手は読み合い放棄でレバガチャで暴れてくる、そんな感覚だ。

適当に振り回してくる攻撃がチクチクと煩わしい。

 中途半端な難易度

そんな戦闘バランスを調整するためか、本作では戦闘中に回復アイテムを入手する機会が多く、万が一死亡したとしてもデメリットが殆どない。(ハードモードでは死亡回数に制限あり)

この緩い難易度は個人的に嫌いではないのだが、どうせゲームオーバーにするつもりがないのであれば、回復ありきのバランスではなく、もっと爽快感を求めたほうがよかった気もする。

※今回はマルチではなくソロでのプレイなので、意図する戦闘バランスを体験できていない可能性もある。

 

 戦闘時はカメラが背中に寄ってくる。迫力は出るのだが、視認性は悪くなってしまう。

あえて背中に隙を作り、仲間に背中を任せる体験をしてほしかったのかも。残念ながら私の背中はがら空きだった。

 

 チェックポイントが細かいため、コンティニューのストレスが皆無なのは素晴らしい。

コンティニューしても敵の体力は減ったままなので、アクションゲームが苦手なライトユーザーにもかなり優しい設定だろう。

マルチプレイはフレンドのみ対応。

本作は最大3人でのマルチプレイに対応している。

しかし2020.11月時点ではフレンドのみパーティに参加可能となっており、野良でのプレイは不可。

こちらも今後のアップデートに期待したい。

【レビュー】Godfall(ゴッドフォール )1STインプレッション・まとめ

以上がGodfallをクリアしてみてのファーストインプレッションレビューとなる。

全体的に広く浅く作りすぎたのか、いろいろな部分で少しずつ気になるところが目立つ作品になってしまっている。

グラフィック推しなのはわかるが、一回見たらお終いのオープニングにあそこまで力を入れなくてもよかっただろう。

案の定その後は右肩下がりになってしまい、中盤からはまるで打ち切り前のOVAみたいである。

抑えるところを抑えて捨てるところをバッサリと切り捨てる勇気があれば、また違った評価になったのかもしれない…。

と、偉そうに厳しめの評価をしてはいるのだが、フルプライスで購入してしまった以上私はもう少しエンドコンテンツを楽しもうと思う。

ルータースラッシャーとしてのジャンル確立のため、これからもユーザビリティ重視のアップデートを期待したい。