あなたがゲームを始めるとき、難易度は何を選択するだろうか?
やり応えを求めてハードモードでプレイする人もいれば、ゲームが苦手だけどストーリーが気になるからイージーモードでプレイするって人もいるかと思う。
今回はそんなゲームの難易度設定について、私なりの考えを紹介してみる。
ゲームとガジェットのレビューブログ「SAMURAI RUSH GAMES」へようこそ。
難易度はイージーモード一択
早速ではあるが、私がゲームをプレイする場合は、難易度イージーでプレイすることがほとんどだ。(明らかに退屈になる場合は難易度を上げることもあるが)
いきなりイージーモードでプレイするなんて負けた気がして嫌だ。
手抜きしてくる相手に勝ったとしても達成感が味わえないじゃないか、ハードをクリアしてこそ本当のクリアだ。
そう思う人もいるだろう。
私自身もイージーでサクサクプレイをしながらも、そういった考えが頭をよぎることもある。
達成感とストレス
では何故、後ろめたい気持ちを隠しながらもイージーモードでプレイするのか。
それはハードモードでプレイした時に得られる「達成感」と「ストレス」、その2つを天秤に掛けたとき「ストレス」が勝ってしまうからである。
確かに、無理ゲーと諦めかけていた強敵に何度も挑戦し、やっとの思いで倒した時の達成感は素晴らしいものだ。
しかし、そこへ到達するまでには何度も敗北を経験し、時には理不尽な難易度に怒りを覚える時もある。(本当に理不尽な難易度というのはかなり稀ではあるが)
その怒りを覚えるほどの難易度を、我慢してまで繰り返しプレイする価値はない。というのが私の持論になる。
ちなみに誤解を招かないよう補足するなら、私はどんなにムカついても、台パンやコントローラーを投げるような事はしない、怒りをコントロール出来る立派なオッサンであることを主張しておく。
最近のゲームは長すぎる
イージーでプレイするにはもう一つ理由がある。
それは、時間がいくらあっても足りないという事だ。
最近のAAAタイトルは、その制作費の大きさが問題になることが多いが、それに比例してやりこみ要素も肥大化してしまっている。
メインクエストをクリアするだけでも数十時間を要し、サイドクエストや実績までやり込もうとしたら100時間を超えることなんてザラである。
最近だと1本一万円を超えてくるゲームも多く、ユーザーとしては元が取れるほどの内容はむしろ望むところと言える。
しかし、私のように1日に数時間しかプレイ時間が取れないユーザーにとって、月1で大作ソフトが発売されると全然追いつけなくなってしまう。
どうせでも時間が足りないのに、難易度が高いという理由だけで詰まっている余裕なんてないのだ。
限られた時間で出来るだけゲームを遊び尽くす。そのためには難易度を下げて進行速度を上げることも必要となってくる。
以上が私が難易度イージーでゲームをプレイする理由である。
イージーモードのデメリット
しかし、イージーにもデメリットは存在する。
例えば報酬だ。
レアなアイテムを手に入れるには、高難易度でのプレイを強要されるゲームは少なくない。
例えば…
…などなど。
しかし、そもそも強力な武器がなくても攻略できるのがイージーのメリットでもある。
そのためレアアイテム自体手に入れる必要はないのだが、収集が目的であればそうも行かない。
そういった意味でゲームを芯の部分まで楽しみたいのであれば、イージーだけのプレイでは難しいのが実情だ。
結局は楽しんだもの勝ち
最後は結局楽しんだもの勝ちである。
イージーモードにせよハードモードにせよ、最後に自分が楽しめたと思えるのなら、周りは気にせず好きな難易度でプレイするのが一番だ。
最近のゲームだと難易度の選択肢も多く、プレイ中でも難易度変更ができるものも増えてきている。
プレイヤーがゲームに合わせるのではなく、ゲームをプレイヤーに合わせることが出来るのだ。
時間とお金を無駄にしないためにも、自分に合った難易度で有意義なゲーミングライフを送ってほしい。
でもチーターはいらない
楽しんだもの勝ちなんて書いてたら、ふとチーターの事が頭をよぎったので、最後に私の見解を述べて締めることとする。
周りと同じ土俵に立つことも出来ず、卑怯な手段で優越感に浸るのが楽しいというのであれば、幼稚園の砂場遊びからやり直したほうがいいと思う。