今回はNFCタグシールとiPhoneを使って照明関係のスマート化に成功したので、その手順を紹介してみる。
NFCタグを使って何するの
スマホをNFCタグにかざして、カッコよくスマート家電を制御する。それだけ。
すでにアレクサを導入しているので、わざわざスマホを使うのは手間が増えるだけではあるのだが。
朝っぱらから「アレクサ!」って喋りかけるのもしんどい。
「すいません聞き取れませんでした」と言われるのもストレス。
なのでそんな早朝や深夜など、ちょっと声を出すのに抵抗がある時間帯向けにNFCタグでの制御をしてみたわけだ。ちょっと無理やりだが。
動機はともかく、さっそくやってみよう。
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準備するのはこちらの3つ
iPhone11Pro
すべてのiPhoneシリーズがNFCの読み込みに対応しているわけではないので、事前にチェックするように。
iPhone7以降の機種であれば基本的にNFCに対応しているかと。
iOSアプリの「ショートカット」を使用するのでインストールをする。
NFCタグシール2枚
NFCタグはAmazonなどで手に入る。
10枚入りで1000円程度。安い。
カードタイプのものもあるが、今回はシールタイプで色はデスクに合わせて黒を選んだ。
Wi-Fi電源タップ
スマート化に欠かせないガジェット。
それとスマート専用アプリ「Smart Life」を使用する。
iOSアプリの「ショートカット」へ「Smart Life」を登録するのだが、「Smart Life」以外のアプリが登録できるかは不明。
すでにスマートプラグ等を持っている人は、対応のアプリが「ショートカット」へ登録できるか事前にチェックが必要だ。
今回は「Smart Life」を登録済みだと仮定して進めていく。
登録手順
まずは「Smart Life」アプリを開く。
▲ 真ん中下にあるスマートを選択。
▲ ここでiPhoneをNFCタグにかざした時のアクションを設定していきます。タップして実行するを選択。
▲ デバイスを実行するを選択。
▲ 「Smart Life」に登録済みのデバイスが出てくるので、使用するデバイスを選択。
▲ 今回は電源タップなのでスイッチごとに設定することができた。操作したい照明のコンセントが接続されているスイッチを選択する。
▲ iPhoneをかざして照明を点けるのでオンを選択する。逆に照明を消したい場合はオフを選択。保存する。
▲ 名称を任意で入力。ホームページで表示は煩わしいのでオフの方がオススメ。
▲ スマートの画面に先ほど登録したアクションが表示されているはず。そのまま右下のSiriに…しますを選択。
▲ 先ほど登録したアクションを選択。
▲ Siriに追加を選択。
続いてiOSアプリの「ショートカット」を開く。
▲ 真ん中下のオートメーションを選択。そのまま右上の+を選択。
▲ 個人用オートメーションを作成を選択。
▲ 設定項目の中からNFCを選択。
▲ スキャンを選択。
▲ ここで実際にiPhoneをかざすNFCタグを読み取る。iPhone11Proだと上部の真ん中部分で読み取りが可能。カメラ付近だろうか。
▲ 読み取りが完了したら名称を入力。
▲ 読み取ったNFCにiPhoneをかざした時のアクションを選んでいく。アクションを追加を選択。
▲ Appを選択。
▲ Appの中からショートカットを選択。
▲ ショートカットを実行を選択。
▲ ショートカットを実行のショートカット(青文字)を選択。
▲ 「Smart Life」で作成してSiriに登録したアクションが表示されているはずなので、目的のアクションを選択。
▲ 実行の前に尋ねるは煩わしいのでオフで。最後に完了を選択して終了。実際にiPhoneをNFCにかざして照明が点灯するかテストしてみよう。
とりあえずデスクの目立たない場所に貼ってみた。
照明オンとオフの2枚。
それではよいスマートライフを
登録するまでは少し面倒だが、出来てしまえば後はスマホをかざすだけ。
アレクサにお願いするなんて全然スマートじゃねぇって人はぜひお試しあれ。