【セキスイハイム】今年の冬は快適エアリーを使わず石油ストーブで乗り切った感想

2024年1月。

セキスイハイムで新築を購入してから4回目の冬が到来しました。

セキスイハイムといえば、快適エアリーを使った『あったかハイム』。我が家でも、冬と夏には快適エアリーをフルに活用してきました。

しかし、快適エアリーが実はそこまで快適でなかったり……。

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さらに、電気代の値上げもあったり…。

そんなわけで、今年の冬は思い切って快適エアリー(エアコン)を封印し、あえて石油ストーブで乗り切ることにしてみました。

今年の冬は快適エアリーを使わず石油ストーブで乗り切った感想

今回は実際に一冬を石油ストーブのみで過ごしてみた感想を書いていきます。

石油ストーブのランニングコストや、暖房効果、また事前に注意しておくべきポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。

ちなみに、我が家では、1LDKの小さな平屋に対流型のコロナストーブを1台使用。

間取りや地域によって効果に誤差はあると思いますので、予めご了承ください。

石油ストーブのランニングコストは1ヶ月8,000円

まず石油ストーブにかかるコストですが、これは主に灯油代になります。

我が家の場合、1週間に18ℓ、約2,000円分の灯油を消費します。

つまり、1ヶ月でかかるコストは約8,000円。

これが高いのか安いのか。さっそくエアコンの電気代と比較をしてみます。

石油ストーブのみを使用した2024年の電気代が下記。

2024年 電気代(円)
2月 14,555
1月 17,103

そして、エアコンを使用していた去年までの電気代がこちら。

2023年 電気代(円)
2月 26,334(+11,779)
1月 34,354(+17,251)
2022年 電気代(円)
2月 25,972(+11,417)
1月 25,530(+8,427)

2024年の電気代を差し引いた金額を単純にエアコン代と考えます。

そこから、灯油代の8,000円を差し引くわけですが、それでも427円から最大9,251円のプラスになります。

つまり、ランニングコストは、快適エアリー(エアコン)に比べて、石油ストーブの方が安いという結果になりました。

もちろん、気温や在宅時間などのバラつきもあるとは思いますが、それでもプラマイゼロ以上の節約ができている可能性は高いと言えるでしょう 。

石油ストーブの暖房効果

次に、石油ストーブの暖房効果についてですが、安心してください。

 

暖かいです。

 

これは好みや体感の違いもありますが、私は石油ストーブの方が暖房効果は高いと感じました。

※エアコンなどは設定温度を高くすればいくらでも暖房効果は上がりますが、今回は日常的に設定している22度前後で比較しています。

 

我が家で使用している対流型の石油ストーブでは、ストーブを中心に部屋全体をポカポカと暖めてくれます。

さらに、消化後もしばらく部屋が暖かいままで、就寝前にストーブを切ってもそのままベッドで寝付くことができています。(我が家では石油ストーブを配置しているリビングと寝室が隣接しているので、ドアを開放しておくことで寝室も一緒に暖められるます。)

本来であればここでサーモグラフィーを使った比較画像なんかを載せるのでしょうが、そんなものはないので雰囲気だけ感じ取ってください。

石油ストーブは見た目もオシャレ

そして、視覚的な暖かさを味わえるのも石油ストーブならでは。

対流型のコロナストーブでは、まるでドラム缶で焚き火をしているような、いわゆるブルックリンスタイル風の味わいがあります。

また、屋内外で併用できるキャンプ用のオシャレなストーブも多いです。

『Room Clip』などでも、ストーブをメインにしたオシャレな写真が多く投稿されているので、インテリアの参考になります。

石油ストーブのデメリットと注意点

ただ、石油ストーブにもいくつかデメリットと、注意するべきポイントがあります。

買ってから後悔しないためにも、ここも忖度無しにすべて紹介していきますので、参考にしてみてください。

灯油の給油が必要

まずは何と言っても、灯油の給油でしょう。

我が家の場合は大体9ℓ前後の灯油を3日に1度のペースで給油しています。

しかも、私の使っているコロナストーブは、給油タンクの取り外しができないタイプなので、灯油を入れたポリタンクを直接ストーブまで運んでこないといけません。

幸い(?)我が家は部屋数も少なく、ストーブも1つだけで足りていますが、ストーブを複数使ったり、二階や三階で使う場合は、給油のストレスはかなり増えると思います。

灯油の購入と保管スペース

そして、灯油の購入と、保管スペースにも気を付けないといけません。

一般的な18ℓタイプのポリタンクを満タンにする場合、その重さは15㎏を超えてきます。

1度に18ℓ以上の灯油を購入するとなると、持ち運びには車が必須になってくるでしょう。

※持ち運びに便利ローラー付きのポリタンクも販売しています。

 

さらにポリタンクの保管場所にも注意が必要です。

ポリタンクに入れているとは言え、給油口や給油ポンプに付着した灯油からは、独特な臭いが発生します。

我が家の場合は玄関の隅っこに保管しているのですが、臭いが籠って気になってしまいました。

今は、さらに大きめのポリバケツを購入し、その中へ二重で保管するようにしています。

一番は屋外の車庫などに保管するのがいいのでしょうが、それだと給油のストレスがさらに増してしまいます。

給油のストレスが少ない保管場所を確保できるか、事前に確認することをオススメします。

あと、保管スペースで言うと、シーズンオフの間のストーブの保管スペースも気にしておきましょう。

火災のリスク

そして最後は火災のリスクについて。

これも石油ストーブを使う以上、どうしても付きまとってきます。

石油ストーブとエアコンを比べると、火災になるリスクは雲泥の差でしょう。

特に小さなお子さんやペットがいる場合は、より注意が必要になってきます。

対策として、石油ストーブの場合、外気温による燃費への影響は受けにくいと思うので、こまめに消化するのもアリです。

※ エアコンだと室温が下がると、暖めるのに消費電力が増えますが、石油ストーブは基本的にオンオフのみなので。

また、万一に備えて、火災対策もしっかりしておきましょう。

私も経験があるのですが、実際に火災場面に直面すると、人は想像以上にパニックになります。

事前に消化方法をシミュレーションして、万一の際は落ち着いて行動できるように準備しておきましょう。

来年の冬も石油ストーブで乗り切る予定

最後に少し怖い話をしてしまいましたが、それでも石油ストーブは魅力の多い暖房器具です。

確かに、エアコンの便利さに比べると見劣りする部分もあるかもしれません。

その場合は、LDKなどの広い部屋にストーブ、寝室や子供部屋などはエアコン、と言った感じで上手く併用するのもオススメです。

石油ストーブは作りがシンプルで長持ちもします。(私の仕事場では、30年近く現役の石油ストーブが置いてあります。)

灯油の燃焼する香りは季節を感じます。(好みはありますが…。)

やかんを置くと加湿効果もプラスされます。(そもそも灯油は燃焼することで水分が発生するので乾燥しにくい。)

その他にも、お鍋も温めたり、焼き芋を作ることもできたりと、石油ストーブは冬を充実したものに代えてくれる、季節にマッチした完璧な暖房器具でした。

ぜひ一度お試しください。オススメです。

というわけで、今回は以上です。

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