セキスイハイムの快適エアリーは必要?【実際に1年間使ってみた感想】

セキスイハイムの快適エアリーって実際どうよ?
あったかハイムは魅力的だけど、さすがにコストが高すぎない?

 

こんにちは、ICHIROです。
2019年にセキスイハイムでマイホームを購入。
今回は全館空調システムの快適エアリーについて、実際に1年間使ってみた感想を紹介していきます。

 

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・快適エアリーを実際に1年間使ってみた感想
・快適エアリーのメリット・デメリット
・1年間のランニングコストを公開

 

セキスイハイムと言えばあったかハイム、あったかハイムと言えば快適エアリー。

 

我が家の場合は、セキスイハイムで建てるんだからあったかハイムは外せないだろう、と何も考えずアホ丸出しで導入を決めた。

 

しかし、当記事へ辿り着いた人は私と違って慎重派だと思うので、導入前によく調べて本当に必要な設備か確認をしてほしいと思う。

 

セキスイハイムの快適エアリーは必要?

我が家の環境に限っての結論ではあるんだけど、よっぽどの理由がない限り快適エアリーは必要ないと言える。

 

もし、もう一度家づくりをやり直せるなら、快適エアリーの費用はもっと別のことに使うだろう。

 

それこそ全部屋にエアコンと空気清浄機を導入してもお釣りが来るわけだし。

 

では、なんで快適エアリーは必要ないのか、実際に使ってみて感じたデメリットの部分を紹介していく。

 

快適エアリーのデメリット

ガラリで家具の置き場が制限される

私が今一番感じている不満点がこれ。

 

快適エアリーはガラリと呼ばれる、床下の給排気口から空気の循環を行うんだけど、とにかくこれが邪魔でしょうがない。

 

え、そんなの最初からわかってたでしょ?という声が聞こえてきそうだけど、まぁ確かにそうなんだが…。

 

ただ、打ち合わせの段階では、「ここにテーブルが来て、ここにベッドがくるから、ガラリはここに設置しましょう」、といった感じで決めていくんだけど、これから40年以上住む家で、模様替えしないなんてありえないわけで…。

 

家具もずっと一緒のを使うわけでもないので、向きや配置が変わる可能性は高い。

 

そしてそういった時に、常にガラリの存在が邪魔をしてくることになる。

 

いっそのこと、もうガラリの上からベッド置くか?と思ったこともあったけど、流石に100万円近くする設備を殺せるほど、私の器は大きくなかった。

 

手入れが面倒くさい

これも事前に分かっていたことだけど、やっぱり面倒くさい。

 

事前に分かってた事に文句つけるとか、もはやクレーマーと一緒なんだけど、購入前と購入後とでは、やっぱり感じ方が違ってくるわけである。

 

具体的に何が面倒くさいかって言うと、これもガラリが原因。

 

快適エアリーは、冷暖房用と換気用と、それぞれに給排気口(ガラリ)が必要になるため、寝室だけでも4〜6個のガラリが設置される。

LDKだとさらに数が増えて10個ほど。

 

そして、そのガラリのフィルターをそれぞれ定期的に掃除してやる必要がある。

 

まぁ実際に汚れるのは吸気用、つまり空気を吸い込むガラリがほとんどなので、全てを掃除する必要はないんだけど、それでも部屋に散らばったガラリをめくって掃除していくのは面倒くさい。

 

当然、エアコンでも定期的なお手入れをする必要はあるんだけど、最近のエアコンは自動清掃機能が付いているので、ガラリに比べると清掃の頻度は少ない。

 

以前使っていた霧ヶ峰だと、シーズン前にフィルターを洗うだけだったので、お手入れは実質年に2回だけだった。

 

それに比べると、最低でも1か月に1回お手入れしないといけない快適エアリーは、快適ではない気がしてきた。

 

リモコン操作が複雑で分かりにくい

快適エアリーは壁に埋め込まれたリモコンを使って操作するんだけど、この操作性がとにかく悪い。

 

直感的に操作する事ができず、細かな操作をするのが面倒くさいので、最近は全部屋一斉にオンオフで切り替えたりしている。
※本来であれば「寝室だけ」、「リビングだけ」といった細かな設定が出来る。

 

タイマー設定もややこしいので、最初に設定してからはさわっていない。

 

あとリモコンだったらやっぱりソファで寝転びながら操作はしたいところ。

 

これだけ高額な設備なのに、遠隔用のリモコン一つ付いてこないのは残念である。

 

ただ、人感センサーが付いていたり、自動で待機モードへ切り替えたりと、そもそもリモコンを触らなくてもいい設計にしようとしている所も見受けられたりはする。

 

…が、それでもやはり暑い寒いのたびにリモコン(壁)に近づかないといけないのはナンセンスと言えるだろう。

 

子供やペットが居ると管理が大変

 

最後に紹介するデメリットもガラリ。

 

床に設置して、しかも穴が空いているという事は、小さなお子さんやペットがいる人なら、管理が大変だという事は想像に難しくないはず。

 

我が家の場合はペットで猫を飼っているけど、幸いにもガラリには興味がないようで、引っ掻いたりオシッコしたりという事は今の所ない。

 

とはいえ、水ならこぼしても乾くけど、ジュースとか最悪オシッコとかがダクト内に入ると、目も当てられない。

 

エアコンを子供にいたずらされたとかは聞かないけど、ガラリにおもちゃを詰めて壊されたとかは可能性として十分ありえる。

 

快適エアリーのメリット

というわけで、ガラリを中心としたデメリットが目立つ快適エアリー。

 

しかし、もちろん快適エアリーにはデメリットだけでなく、メリットもある。

 

1年間通して、窓を開けなくていい

快適エアリーは第一種換気(排気・吸気を機械で行う)であるため、窓を開けなくても常に新鮮な空気が家の中を循環してくれる。

 

しかも高性能フィルターを通して入ってくる空気は、日本アルプスレベルらしい(日本アルプスの空気を吸ったことがないから、ホントかどうかは知らないが)

 

引用:セキスイハイムHP

 

ただ、確かにこの窓を開ける必要がないのは便利で、梅雨や花粉の季節でもストレスフリーで過ごす事ができている。

 

交通量の多い場所でも、排気ガスと騒音を同時に遮断してくれるし、夏場は虫の侵入も防げる。

 

たまに三層フィルター部分を掃除するんだけど、そこには防壁を突破できなかったコバエたちが捕まってたりする…。

 

あと我が家の場合はオプションのプラズマクラスターがついていて(勝手に付いていた)、焼肉とかの匂いが気になるときは、とりあえずオンにしておけば翌日にはほとんど匂わない。

 

ちなみに家焼肉をするときは流石に窓を開けて換気している…。

 

エアコンが不要で、内壁と外壁がスッキリする

快適エアリーは床下のダクトを使って吸排気を行うため、エアコンのような設置型の設備は必要ない。

 

エアコンがないだけで、部屋全体がスッキリするため開放感を味わう事ができる。

 

あとこれは外壁にも言えることで、エアコンの場合は一台につき室外機が一つ必要だけど、快適エアリーだとそれも必要なくなる。

 

ただ、デメリットの項でも紹介したように、快適エアリーのガラリは見た目はスマートでも、明らかに生活空間を奪ってくる。

 

それに比べエアコンは、見た目こそ存在感があるけど生活する上で邪魔にはならない。

 

どっちを取るかではあるんだけど、個人的には壁よりも床のほうが価値が高いと思う。

 

メリット<デメリット

つまるところ、快適エアリーのメリットは高性能すぎる換気能力というわけなんだけど、これを得るための代償が大きすぎたというのが、一年使ってみた私の感想になる。

 

快適エアリーのランニングコストを公開

次に参考程度に、我が家の快適エアリーのランニングコストを載せておく。

 

消費電力
(kWh)
電気代
(円)
4月 79 1,891
5月 100 3,093
6月 217 6,561
7月 278 8,435
8月 597 18,048
9月 331 9,251
10月 52 1,647
11月 71 1,639
12月 242 6,119
1月 319 8,325
2月 115 2,835
3月 36 915
合計 2,437 68,759

上記のデータは、セキスイハイムのスマートハイムナビで快適エアリーの消費電力と電気代を計測したもの。

電気代はあくまで概算なので、実際の請求金額とは若干異なっている。

 

コロナの影響でデータが不規則ではあるものの、季節ごとの変動は確認できる。

 

8月になにがあったかは不明だが(笑)、冬場よりも夏場の方が消費電力は上がる傾向のようだ。

 

結論、悩むくらいなら導入しないくていい

以上が、私が快適エアリーを使ってみての感想である。

 

確かなメリットも存在するんだけど、それ以上にデメリットの不便さが目立ってしまっている。

 

もしこの記事を見ている人で、まだ快適エアリーを導入しようか迷っているんだったら、ガラリの設置場所はとことん煮詰めること。

 

あとモデルハウスとかで実際に快適エアリーのリモコンを操作させてもらってもいいと思う。

 

そして、しっかりとメリットとデメリットを把握してから、導入を検討してみてほしい。