先日、ゲーミング用片手キーボード「G13」の後継機を探してみたんだけど、結局完璧な代替えを見つけることは出来ずじまい。
現状だと中途半端な片手キーボードを買うよりも、カスマイズ性の高いゲーミング用のフルキーボードを買ったほうが正解という結論に至った。
本記事では、快適にゲームが遊べて、さらに普段使いにも流用できるゲーミングキーボードを紹介していく。 ゲームもしたいけど、デスクワークにも使いたい。 そんな人のために、ワイヤレスタイプと有線タイプ、それぞれおすすめのゲーミングキーボードを[…]
しかし、そこでネックになるのがフルキーボードの操作性である。
片手キーボードに比べて可動域が広くなるため、MMOのような複雑な操作が要求されるゲームでは、かなり左手が忙しくなってしまう。
そこで今回は、できるだけ左手を休ませてあげようと、多ボタンタイプのマウスを探してみることにした。
というわけである。
【ゲーミングマウス3選】多ボタンタイプのワイヤレスマウスを探してみた
今回多ボタンタイプのマウスを探すのに重視したポイントは次の3つ
- ゲーミング用であること。
- ワイヤレスであること。
- 今使っているG300sよりボタンが多いこと。
1. ゲーミング用であること
多ボタンタイプのマウスだと、オフィス向けのマウスもあったりするけど、今回はゲーミング用で探すにことにした。
普段からオンライン対戦をしたりするガチ勢ではないけど、どうせならキビキビと動いてストレスの少ない方がいい。
2. ワイヤレスであること
一昔前までは「ゲーミング用にワイヤレスなんてありえない」なんて言われていたけど、今ではワイヤレスの方が早かったりする。
本当かどうかは不明だけど、少なくとも私の場合は1フレームを競うようなガチプレイはしないので、出来るだけ快適なワイヤレスタイプで探すにことにする。
できれば電池タイプよりバッテリー内蔵の充電タイプが望ましい。
3. 今使っているG300sよりボタンが多いこと
今使っているゲーミング用マウスが、何年も前に買った「G300s」というロジクールのマウス。
有線ではあるけど、サブボタンが4つあってカスマイズも可能。
特に故障することもなかったので、買い換えることもなく今でも使い続けている。
本来だったらこれでも十分なんだけど、今回はこれよりもさらにボタンを増やしていく。
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別にロジクール信者というわけではないけど、探してみるとやはりゲームデバイスはロジクールが目立つ。
できれば今後はキーボードとマウス、それとマウスパッド、この3点すべてのメーカーを揃えたいと考えているので、今回のメーカー選びも重要になってくる。
おすすめのワイヤレスゲーミングマウス・3選
まずはワイヤレスのゲーミングマウスからおすすめの3つをピックアップ。
- Logicool G G604
- Logicool G G502
- Razer Naga Pro
それぞれ特徴を紹介していく。
Logicool G G604
ボタン数 | 15個 |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス |
重量 | 135g(電池装着時) |
可動時間 | USB:240時間
Bluetooth:5.5カ月 |
センサー | HERO 25K |
トラッキング・解像度 | 100~25,600DPI |
トラッキング・最大加速 | 40G |
トラッキング・最大速度 | 400IPS |
ロジクールから発売されているワイヤレス多ボタンマウス「G604」
ボタン数は全部で15個。
側面だけでも6つのボタンが配置されていて、当然それぞれカスタマイズできる。
シフト機能も備わっているので、単純に2倍ちかくの機能を割り振れるのも素晴らしい。
USB接続で240時間、Bluetooth接続だと最大5.5カ月の使用が可能だが、乾電池タイプなのが一番のネック。
充電式だったら完璧だった…。
Logicool G G502
ボタン数 | 11個 |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス・有線 |
重量 | 114g+ウエイト16g |
可動時間 | 60時間 |
センサー | HERO 25K |
トラッキング・解像度 | 100~25,600DPI |
トラッキング・最大加速 | 40G |
トラッキング・最大速度 | 400IPS |
同じくロジクールから、恐らくゲーミングマウスで一番人気の「G502」
ボタン数はG604から下がって、全部で11個。
しかし、電池式ではなくバッテリータイプとなっていて、一回の充電で60時間の稼働が可能。
さらにロジクール独自のワイヤレス充電、POWERPLAYにも対応。
マウスパッドに置いておくだけで充電しながら遊び続けれる、ワイヤレスマウスの新しい形と言える。
今使っているG300sから2つしかボタンが増えないのは少し心もとないけど、これ一つで何でもできちゃう万能感は魅力的。
Razer Naga Pro
ボタン数 | 20個(12ボタンプレート使用時) |
---|---|
接続方式 | ワイヤレス・有線 |
重量 | 117g |
可動時間 | Razer HyperSpeed Wireless:100時間
Bluetooth:180時間 |
センサー | Focus+オプティカルセンサー |
トラッキング・解像度 | 100~20,000DPI |
トラッキング・最大加速 | 50G |
トラッキング・最大速度 | 650IPS |
最後に紹介するのはレイザーから発売されているゲーミングマウス「Naga Pro」(読み方はナーガ?)
なんとサイドボタンを2個、6個、そして12個の3つのタイプから選ぶことができる。
12個タイプのサイドプレート付けると、操作ボタン数は全部で20個。
しかもバッテリータイプで、Bluetoothで最大180時間、Razer HyperSpeed Wireless で100時間の使用が可能となっている。
ワイヤレス充電にこそ対応していないものの、ほぼ今回のニーズを満たす機能が備わっている。
しかし、問題はその価格。
それ以外はパーフェクト。
妥協して有線タイプもアリか?
上記で紹介したマウスはどれもワイヤレスタイプだけど、有線タイプにすればいくらか価格はマイルドになってくる。
快適な操作性は捨てがたいけど、消耗品であるマウスにそこまでお金をかける余裕もない。
そうなるとある程度は妥協して、有線を選ぶのもアリかもしれない。
それに、マウスバンジーと併用すればある程度の快適性も確保できる。
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おすすめの有線ゲーミングマウス・2選
それでは次に有線タイプのゲーミングマウスを紹介していく。
今回紹介するのは下記の2つ。
- Logicool G G502 HERO
- Razer Naga Trinity
Logicool G G502 HERO
ボタン数 | 11個 |
---|---|
接続方式 | 有線 |
重量 | 121g+ウエイト18g |
センサー | HERO |
トラッキング・解像度 | 100~25,600DPI |
トラッキング・最大加速 | 40G |
トラッキング・最大速度 | 400IPS |
ロジクール「G502」の有線バージョン。
有線であること以外ほとんど性能に違いはない。
それでも価格は5,000円ほど下がる。
10,000円以下で購入できるなら、申し分のない性能。
Razer Naga Trinity
ボタン数 | 20個(12ボタンプレート使用時) |
---|---|
接続方式 | 有線 |
重量 | 120g |
センサー | Razer 5G 光学センサー |
トラッキング・解像度 | 100~16,000DPI |
トラッキング・最大加速 | 50G |
トラッキング・最大速度 | 450IPS |
個人的には「Razer Naga Pro」一択
今回はワイヤレスから3つ、有線タイプから2つのゲーミングマウスをピックアップしてみた。
でも流石に高すぎる。
マウスとあとゲーミングキーボードを買う事を考えると、明らかに予算オーバー。
一緒にゲーミングキーボードも探しているので、もう少し保留にしよう。
でも、デスク周りをレイザーで揃えてグリーンにライトアップしたらカッコいいだろうなぁ。
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後日談
後日、無事にゲーミングマウスを購入。
選んだのはRazer Naga Pro…から少し妥協して、同じくRazerのゲーミングマウスである「Razer Basilisk Ultimate」を購入。ボタン数が少なくスペックが少々物足りなと思いつつ、今回スルーしていたんだけど、セール中ということもあって思わずポチってしまった。
「Razer Basilisk Ultimate」のレビュー記事は下記。
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