ロジクールから発売されているイルミネートキーボード「K740」を実際に使用してみたのでレビューしてみる。
実際の写真を使って使用感を紹介していくので、「K740」の購入で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてほしい。
ロジクールのキーボード「K740」使用レビュー
製品名 | K740 |
メーカー | Logicool |
サイズ | 45.7 x 19 x 0.9cm |
重量 | 1.42kg |
接続方式 | USB |
対応OS | Windows |
スリムで洗練されたデザイン
▲ K740を手に取ってまず感じるのが「薄い!」ということ。
▲ 以前のキーボードと比べると一目瞭然で、とてもスタイリッシュなデザインに仕上がっている。
▲ 薄すぎるので耐久性が気になるところだが、重量がしっかりと(1.4㎏)あるため、デスクに置くと安定感は抜群。
▲ 上、左右部分にはクリアフレームが取り付けられており、「他とは一味違う」キーボードを演出している。
▲ かな表記が省略されているキー。イルミネーション機能も相まってとても見やすく操作性も良好。
イルミネーションの明るさは4段階での調整が可能。(色は白のみ)
有線キーボードのため充電を気にせずイルミネーション機能を堪能することができる。自己満だが。
▲ スペースの一列が他の列よりも高くなっており、誤入力を防ぎやすい。
▲ 個人的に気に入っているのが、DELキーの個別化。
INSERTキーとPrint Screenキーは上の列に移動している。
今まではINSERTキーを誤入力することが多かったので、これはありがたい。
ただ今度はENTERキーと間違うことが…。慣れれば大丈夫だが。
▲ FNキーを押すことで、ファンクションキーとショートカットキーを切り替えることが可能。
(例:FN+F2でメールアプリを開く)
ロジクールのソフトウェアをダウンロードすれば、ショートカットのカスタマイズもできる。
静かな打鍵音(パンタグラフ式)
以前使用していたキーボードは「メンブレン式」という入力タイプで、カチャカチャとした打鍵音(キーを打つ音)が気になって仕方がなかった。
今回購入したK740は「パンタグラフ式」といわれるノートパソコンなどで使用される入力タイプになっており、以前より静かな打鍵音を実感できる。
カチャカチャという空間に響く音から、タタタタという響きにくい音に。
私の場合、寝室の近くでパソコンを触ることが多いので、夜に作業する時のストレスが少なくなった。寝ている嫁を気遣う必要があるので…。
パームレストで疲れ知らず
▲ K740にはパームレストと呼ばれる、手首への負担を下げるクッションが標準で装備されている。
実際に使用してみるまでは気づかなかったが、パームレストがあるのとないのでは手首への負担が全然違う。
長時間タイピングすることが多い方は、ぜひこの快適さを体感してみてほしい。
K740の気になる点が3つ
それでは次に、K740を使用してみて気になったポイントを3つ紹介する。
持ち運びには向かない
K740は有線キーボードのため、持ち運びには向いていない。
薄いわりに重量もそこそこあるので、デカいチョコ板を持ち運ぶみたいで扱いが難しい。
リビングや書斎など、移動する機会が多い人はワイヤレスタイプのキーボードを選ぶ方がいいだろう。
パームレストの汚れが気になる
私は手汗をかきやすい体質なのだが、パームレスト部分の汗の汚れはどうしても気になってくる。デザインが優れているため、なおさら汚れが目立つ。
パームレスト部分はラバー素材で出来ているため、長期的に使用していくと傷んでくる可能性があるかも。
今のところはウェットシートで拭き取ることで、新品同様の美しさを保ててはいる。
ゲーミング用途での購入には注意
PCゲームで「K740」を使用する予定の人は注意が必要。
SHIFTキー、スペースキー、Wキーの同時押しに反応しないなど、キー操作に制限があるようだ。
ゲームパッド派の私は特に気にはならないが、ゲーミング用でキーボードを探している場合は気を付けてほしい。
K740のレビュー・まとめ

スタイリッシュで美しい、ロジクールのイルミネートキーボード「K740」
その見た目からインテリアとしても十分通用するガジェットと言える。
ゲーミング用としてオススメできないのが残念だが、普段使いであれば平均点以上の性能を発揮してくれるだろう。