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イトーキのサリダチェア「YL9」を3カ月使用したのでレビュー

イトーキから発売されているオフィスチェアシリーズ「SALIDA(サリダ)」

サリダシリーズの中でもハイエンドモデルにあたる「YL9」を購入、今回はゲーミングチェアの代わりとして使用してみた。

イトーキのサリダチェア「YL9」をレビュー

メーカー/製品名
イトーキ/YL9
カラー
ブラック・メイビー・ホワイト
重量
25.5㎏
材質・背面
エラストマー素材
座面
ファブリック素材
オススメ度

・自由に調整ができるのでゲーミングチェアとしても使える。
・長時間のデスクワークでも腰が痛くならない。
・エラストマー素材で蒸れにくい。

可動域の確認

まずは可動部分を実際の写真を使って紹介していく。

 ヘッドレストの高さと首振り

上下の高さ調整は若干固い。(両手での操作が必要)
調整頻度が多い人は注意が必要。

 座面の左下にあるロックレバーを操作することでリクライニングが可能。

ロック解除中は体重を感知して姿勢に合わせた角度に動いてくれる。

 肘置きの高さ

 肘置きの高さは約1㎝間隔で調整が可能。

残念ながら前後左右への調整はできない。

 座面の奥行

 座面のスライド調整も可能。

座面右下に高さ調整用とスライド用の2本のレバーがある。

座面を前まで持ってくれば、リクライニング機能も相まってかなりゆったりとした姿勢がとれる。

豊富な可動域のおかげで自分好みの調整が可能

 座面の高さと肘置きの調整で、デスクと肘置きを面一にもってくることも簡単にできる。

オフィス用とゲーミング用、どっちでも使える

以上のようにかなり細かいところまで調整することができるため、自分にあったポジショニングを簡単にとることができる。

ゲーミングチェアのデザインはちょっとなぁ…って人でも、YL9なら満足のいく性能を発揮してくれるはず。

ゲーミングチェアは自分の体形に合ったものを探すのが大変

ゲーミングチェアで検索すると、まず初めに見つけるのが「AKRACING」といった海外メーカーじゃないだろうか?

eスポーツなどでも採用されるメーカーなので、聞いたことはあるって人も多いはず。

しかしこういった海外向けメーカーだと、サイズもさまざまな体系に合わせて開発されるため、その中から自分に合ったサイズを探すのは結構大変だったりする。

国産ならではの日本人向けチェア

その点イトーキは国産メーカーであるため、日本人の体形に合わせたモノづくりができているのでは?と考えた。

商品のレビュー数などはゲーミングチェアのメーカーの方が圧倒的に多いわけだが、自分の直感を信じて購入を決意。

結果は大当たり

以前に使用していた1万円前後のオフィスチェアとは比べ物にならないほど快適に作業ができるようになった。

以前は1時間も座れば、右側のお尻が痛くなる→姿勢を変える、次は左が痛くなる→姿勢を変える、そんな状態がずっと続いていたのだが今ではまったく問題なし。

実際にこの記事は「YL9」に座って書いているが、今の段階で4時間以上姿勢を崩さずに座りっぱなし。この快適さは素晴らしい。

エラストマー素材による蒸れ対策!汗の嫌な匂いも、汚れも気にならない

ファブリック(布)か合成皮革(レザー)か?

ゲーミングチェア選びでは避けては通れない選択肢と言える。

それぞれ一長一短があり、見た目から機能までと考え出すとなかなか決めれなくなる。

ファブリック レザー
通気性がよく蒸れにくい 高級感あってカッコいい
汚れやすく、手入れが難しい 通気性が悪く蒸れやすい

しかし、「YL9」の背面シートはファブリックでもレザーでもなく、エラストマー素材というゴムのような素材で作られているのが特徴だ。

 一見硬そうに見えるが思いのほか弾力があり、背中をやさしくサポートしてくれる。

メッシュ調のデザインで通気性にも優れており、少々の汚れであれば簡単に拭き取ることが出来る。

メッシュ素材に比べて、少々ラフに扱っても傷みにくいのもメリット。

実際に使用してわかった、購入前の注意点

それでは次に、「YL9」を実際に使用してみてわかった、購入前に気をつけるべきポイントを紹介。

なかなか簡単に買い替えれるものでもないので、後から後悔しないために参考にしてほしい。

組み立てが大変

「YL9」は基本的にネットでの購入になるため、分解された状態で家に届くことになる。

座面部分にかなりの重量があり、女性の場合などは一人で組み立てるのが難しい可能性もある。

可能であれば二人以上で組み立てるのが望ましいだろう。

組み立て方法としては特に特殊な工程はないので、説明書を読みながら問題なく組み立てることは出来る。私はなんとか一人で組み立てることができた。

肘置きの前後スライド機能は無し

 上下の調整機能はついているが、前後左右への角度調整機能はなし。

今のところ上下の調整だけで問題なく使用できてはいるが、さらに細かく調整したい人は不満に思うかも。

リクライニングの角度

 「YL9」のリクライニングの角度は、おおよそ130°まで。

「AKRACING」などのゲーミングチェアは、リクライニング機能が180°のフルフラットまで対応している場合があり、仮眠を取ることもできる。

それに比べると「YL9」の角度はかなり物足りない。

PCスペースで仮眠を取る予定の場合は注意が必要だろう。

『YL9』と『Wolf』の比較表

比較 YL9 Wolf
価格 40,000 40,000
素材 エラストマー(座面はファブリック) ファブリック
リクライニング 約130 約180
座高(可動域) 9㎝ 7㎝
シートスライド 5㎝ ×
アームレスト 9㎝ 7㎝
ヘッドレスト(高さ) 5㎝ ×
カラーバリエーション 3 3

 価格

「YL9」と「Wolf」ともに価格は4万円前後となっている(2020.11/Amazon)

 素材

「AKRACING」は基本的にレザー素材を使った商品が多いのだが、エントリーモデルである「Wolf」はファブリック素材を使用。

レザー素材の場合は高級感を出せるが、通気性が悪いのであえてファブリック素材の「Wolf」を選ぶ人も多いようだ。

 可動域

可動部分については、「YL9」に軍配が上がる。

しかし、「Wolf」をはじめ「AKRACING」シリーズは、オプション装備として取り外し可能な、「ヘッドレスト」と「ランバーサポート」が付属している。

さらにリクライニング機能が180°まで可能になっており、機能性は「YL9」に引けを取らないと言える。

 カラーバリエーション

「YL9」がブラック、ホワイト、ネイビーの3色。
Wolfはレッド、グレー、ホワイトの3色。

「AKRACING」はグレードごとに様々なカラーバリエーションを展開している。

気に入った色から、グレードを選ぶ人も多いだろう。

「YL9」もブラックとホワイトではかなり印象が変わってくる。

イトーキの「YL9」使用レビュー・まとめ

最後に「YL9」オススメポイントをまとめてみる。

・エラストマー素材で蒸れにくい。
・長時間のデスクワークでも腰が痛くならない。
・自由に調整ができるのでゲーミングチェアとしても使える。

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