本記事では、普段から私が使用している、Xboxエリートコントローラついて紹介をしてみる。
使用用途は主にPCゲームのゲームパッド用。
通常のコントローラーと比べるとかなり強気な価格設定となっているけど、その価値に見合った性能は十二分に発揮してくれている。
気にはなっているんだけど、価格がネックでなかなか踏ん切りがつかない、そんな人に少しでも参考にしてもらえればと思う。
Xboxエリートコントローラーをレビュー
Xbox専用のハイエンドモデル、Xboxエリートコントローラー
購入してから3年、今ではすっかりなくてはならないガジェットの一つ。
ゲームパッドのメリット
そもそもなぜPCゲームでゲームパッドを使うのかというと、それはキーボードだと姿勢が固定されてしまうから。
キーボードマウスの性質上、プレイ中はどうしてもデスクに張り付く形になってしまう。
集中力を必要とする競技系のゲームだとそれでもいいけど、まったりと楽しみたい派の私は、姿勢を自由に変えれるゲームパッドが最上の選択となる。
とくにゲーミングチェアなどのリクライニング機能を活かすには、ゲームパッドがオススメ。
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ゲームパッドのデメリット
楽な姿勢でゲームをプレイすることができるゲームパッドだけど、当然デメリットも存在する。
それは、「キーボードマウスに比べてエイムの制度が落ちる」
エンジョイ勢の私には関係ないとして
カスタム性の低下である。
ゲーミングキーボードやゲーミングマウスだと、カスタム性は無限大。
しかし、ゲームパッドの場合はボタンの数が限られてしまうため、複雑なショートカットの登録は困難になる。
そういった意味で操作性が劣ってしまうのは、ゲームパッドのデメリット。
そこで出来るだけデメリットを抑えつつ、快適なゲーミングライフを送るために購入したのが、Xboxエリートコントローラーである。
Xbox エリートコントローラの特徴
エリートと言うだけあって、カスタマイズ性が高い
十字キーとスティックはそれぞれ脱着可能。
スティックはサイズ別に3種類、十字キーは2種類から選べる
マグネット式なので、工具いらずですぐに交換できるのもありがたい。
グリップ部分は滑り防止のためラバー加工されている
かなり使い込んだので、ラバー部分が剥がれてきた…。
簡単に交換できる価格でもないので、とりあえずアロンアルフアで応急処置中。
ラバー部分の剥がれ対策として、専用カバーを購入
脱着も簡単で、洗うこともできるので衛生的。
ただ、見た目は好みの分かれるところ…。
背面パドルボタン
購入の決め手は、この背面にある脱着式のパドルボタン
背面ボタンは全部で4つあり、それぞれに任意のキーを振り分けることができる。
例えば、Aボタンを背面に設定してやれば、親指で右スティックを操作(視点移動など)したまま、中指で背面ボタンを押すことで、Aボタンの同時入力が可能になる。
また、十字キーにバフアイテムなどを登録できるゲームだと、左スティックを親指で操作(移動など)しながら、背面ボタンに登録した十字キーを押すなんてことも出来る。
パドルスティックもマグネット式なので、脱着も簡単
左右に分けなくても、右側だけ装着するなど、ゲームに合わせて取り付けできるのが素晴らしい。
個人的には、4つ全部つけるとガチャガチャしすぎなので、普段は2つだけ使用している。
専用アプリ「Xboxアクセサリー」
Xboxの専用アプリ「Xboxアクセサリー」って設定を弄れる
設定はプロファイル保存でき、2つまでクイック登録できる。
クイック登録したものは、コントローラーの切り替えスイッチを切り替えることで、アプリを開かなくても即座に読み込める。
キーコンフィグ設定
マクロの登録こそできないものの、それぞれのキーに自由に割り当てが可能。
キーコンフィグの変更ができないゲームでもアプリ側で強制的に設定することも。
ただ、残念ながらキーボードのキー登録はできないので注意。
スティックの感度調整
スティックの物理的な交換以外にも、アプリを使用しての感度調整もできる。
トリガーのデッドゾーンの調整
レーシングゲームやFPSなど、ゲームジャンルごとに最適な調整が可能。
ワイヤレス化で更に快適
最近では当たり前となってきているワイヤレスコントローラー、いざ有線となるとやはり不便。
というわけで専用アダプターを使用することで、PC環境でもエリートコントローラをワイヤレス接続することにした。
快適さを求めてゲームパッドを選んだのだから、ここは妥協したくないところである。
純正品でも1000円くらい。
XBOXコントローラー専用バッテリー
初代エリートコントローラーはバッテリー非搭載なので、外品の充電式バッテリーを購入。
こちらもそんなに高くない。
充電もスタンドに置くだけ
コントローラーカバーを付けた状態でも、そのまま充電できる。
ゲームパッド未対応のタイトルに注意
エリートコントローラがとにかく快適すぎて、
と、言いたいところではあるんだけど、残念ながらSteamなどで配信されているインディーゲームの場合、ゲームパッドに対応していないこともある。
Steamとは違うけど、サバイバルFPSの『Escape from Tarkov』なんかはゲームパッドに未対応で、キーボード操作に慣れるのに苦労した…。
とはいえ、大作ゲームであればほとんどの場合ゲームパッドに対応しているので、よっぽどマニアックなタイトルを選ばない限り、問題なくゲームパッドを使用することができるはず。
今買うならエリートコントローラ2
私がエリートコントローラを購入したのが3年前。
現在はモデルチェンジ後のエリートコントローラ2が発売中である。
今買うならそっちがオススメだけど、やっぱり価格は高め。
そもそも、ゆるーくゲームをプレイするためにゲームパッドを使うのだから、ここにお金をかけすぎるのも少し違うのかもしれない。
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しかし、普段からいろんなジャンルのゲームをプレイするのであれば、背面ボタンやアプリによる設定機能はやはり便利ではある。
あとブランド力と言うか、やっぱりマイクロソフトの信頼性は高い。
安かろう悪かろうでノーブランドのゲームパッドを買うくらいなら、無印のxboxコントローラーを買うのも選択肢としてあり。
実際私も、エリートコントローラを買う前は無印のXboxコントローラを使い続けていた。
目安としては、1ヶ月にゲームを1本プレイするかしないかなら無印。
それ以上プレイするのならエリートでも元が取れる活躍をしてくれる。
PCゲーム用のスタンダードと言っても過言ではないXboxエリートコントローラー、予算が許すのであれば自信を持ってオススメできるゲームパッドである。