新電力へ乗り換えるか検討してみた【オール電化ならLooopでんきがおすすめ】

生活する上で大きな支出となる「電気代」

今回はその電気代について、新電力に乗り換えることで今よりも節約することは可能なのか、四国電力のオール電化プランで契約中の我が家を例にしながら、比較・検証してみることにした。

 

新電力へ乗り換えるか検討してみた【オール電化ならLooopでんきがおすすめ】

今回電力会社の乗り換え先としてピックアップしたのが、楽天でんきLooopでんきの2社。

結論から書くと

 

オール電化の場合、楽天でんきはちょい待ち。

 

楽天でんきだとオール電化プランに対応していないので、乗り換えることで電気代が割増になる可能性が高い。

公式サイトにもその旨の記載がある。

で、次に候補に上がったのが、

新電力でオール電化プランにも対応しているLooopでんき。

このLooopでんきだと、オール電化住宅でも電気代を抑えることができそうである。

 

オール電化プランとは

オール電化プランとは、その名の通りオール電化住宅向けのプランのこと。

オール電化住宅の場合、夜間にエコキュート(電気給湯器)で、お湯を1日分まとめて沸かしたりする。

そのためオール電化住宅では、一般の住宅に比べて夜間の電気使用量が増えやすい。

そこでオール電化プランでは、電気使用量が増えやすい夜間の電気代を安く設定することで、オール電化住宅の電気代を抑える内容になっている。

その代わり、昼間の電気代は高く設定されているため、太陽光発電などの自家発電を併用しながら電気代をコントロールしたりもする。

 

新電力とは

オール電化プランというか、そもそも新電力ってなんぞや?って人に解説すると、

新電力とは、東京電力や四国電力など、地域電力会社の10社を除く、小売電力事業者のこと。

今までは地域電力会社が電力販売を独占していたんだけど、2016年頃から電力自由化が開始。

それを機に参入してきた電力会社のことを新電力と呼ぶ。

 

新電力の特徴

新電力へ乗り換える最大のポイントは、毎月の電気代を安く抑えられること。(冒頭にも書いたように、使用状況により必ずしも安くなるわけではない)

これまで独占販売だった電力市場に、新電力が参入することで価格競争が加速。

セット割やポイント還元など、単価の値下げ以外でもお得に利用できるサービスが増えてきている。

しかも電気代が安いからといって、電力供給の質が下がることもない。

新電力で契約した家だけ頻繁に停電するとかはないので安心してほしい。

あえてデメリットをあげるとすれば、電力会社ごとにカスタマーサービスの質が変わるくらいだろうか。

 

我が家の電気使用環境

メリットが多く、基本的にはノーリスクで乗り換え可能な新電力。

しかし、何も考えずに乗り換えても実際に電気代が安くなったか分かりにくいので、まずは我が家の電力使用状況を把握するところから始める。

 

契約会社 四国電力
契約プラン でんかeプラン
世帯数 大人2人
使用状況 平日は夕方まで共働き

 

我が家が契約しているのが、四国電力のオール電化用のプランである「でんかeプラン」

地域電力会社で契約しているオール電化住宅の人は、恐らくそれぞれのオール電化プランで契約しているはず。

 

四国電力の「でんかeプラン」

四国電力の場合、オール電化プランにあたるのがこの「でんかeプラン」になる。

地域ごとにプラン内容は変わってくるので、ぜひこの機会に自分でも確認することをオススメする。

 

基本料金 最初の10kWまで

平日昼間の最初の70kWhまで

夜間・休日の最初の240kWhまで

8,637円04銭
電力量料金・平日昼間 70kWhをこえる1kWhにつき 32円49銭
電力量料金・夜間 / 休日 240kWhをこえる1kWhにつき 21円64銭

 

上記の表は四国電力の公式サイトより抜粋したもの。

 

ぱっと見分かりにくいけど、要するに

基本料金が8,637円。
この中に昼間の使用電力が70kWh、夜間と休日の使用電力が240kWhまで含まれていて、それを超えてくるとそれぞれ1kWhにつき単価分の料金が加算されていくってことになる。

 

注目するべきなのは、「平日昼間」と「夜間・休日」とでは1kWhあたりの金額に10円以上も差が出ること。

そのため、ライフスタイル(休日出勤の平日休みや、夜勤など)によっては、オール電化プランが逆効果になる可能性もありえるので、該当する人は注意が必要。

ちなみに我が家の5月の電気代の内訳は下記の通り。

 

電力量・平日昼間 103kWh
電力量・平日夜間・休日 391kwh
合計 494kWh

 

金額で表すと、

 

基本料金 平日昼間 / 70kWh

平日夜間・休日 / 240kWh

8,637円
平日昼間料金 103kwh-70kWh=33kWh 1,072円
平日夜間・休日料金 391kwh-240kWh=151kWh 3,267円
合計 12.976円

 

比較的上手く「夜間・休日」の価格帯を利用出来ている気はする。

しかもでんかeプランでは、「でんか割」と呼ばれるセット割が存在する。

IHとエコキュートを設置した家庭に対して、最大10%の割引が適用される制度である。

※でんか割の適用条件については、四国電力の公式HPを参照してほしい。

 

つまり最終的に、

12,976円-でんか割(1,297円)=11,679円が請求額となる。

 

いざ計算してみると、オール電化の使用量としては悪くない気もしてきた…が、これは比較的電気使用量の少ない5月の話。

夏場や冬場では倍近くの使用量になることも。

というわけで次に、ここから新電力へ切り替えるとどう変わっていくのかを見ていくことにする。

 

楽天でんき

まずは第一候補だった楽天でんきについて。

当初の目論見としては、楽天でんきへ乗り換えて、その他の楽天サービス(楽天銀行や楽天証券など)を合わせることで、いわゆる楽天経済圏を目指すつもりだった。

しかし、前述の通り楽天でんきは、オール電化プランに未対応。

あと、最近になって楽天市場のSPU改悪が進んだのも、今回楽天でんきを見送った要因の一つとなった。

 公式HPはこちら≫楽天でんき

楽天でんきのメリット

オール電化に対応していないとはいえ、それでも楽天でんきへ乗り換えるメリットがないわけではない。

オール電化住宅でもライフスタイルによっては、楽天でんきの方がお得になる可能性もある。

まずは楽天でんきのメリットを確認してから検討してみるのもいいかもしれない。

 

1. 基本料金が0円

楽天でんきは基本料金が0円となっていて、電力料金が一律(地位域によって電力単価は変動する)

使った分だけの電気代で、お得になりやすい。

今契約している電力会社の電力単価よりも、楽天でんきの方が安いのであれば、あとは使えば使うほどお得に電気を使えることになる。

 

電力エリア 従量料金(税込み)/ kWh
北海道 30.0円
東北 26.5円
東京 26.5円
中部 26.5円
北陸 22.0円
関西 22.5円
中国 24.5円
四国 24.5円
九州 23.5円
沖縄 27.0円

 

楽天でんきの公式HPより料金表(プランS)を抜粋。

すべてのエリアで基本料金が0円となっているので、あとは使った電力量に単価を掛けるだけ。

例えば、我が家の場合、

 

(5月の電力量)494kWh×(四国エリア)24.5円=12,103円

 

となる。

でんかeプランのでんか割がなければ、実は楽天でんきの方が安くなっている…。

ただし、これはあくまで結果論であって、平日昼間と夜間・休日の比率や使用量によっては、必ずしも楽天でんきが安くなるわけではないので注意してほしい。

 

2. 初期費用・解約金0円

楽天でんきはネットから簡単に申込みが可能で、初期費用と解約金も一切かからない

しかも今契約中の電力会社への解約手続きも不要と、まさに至れり尽くせり。

万が一楽天でんきへ切り替えて電気代が高くなったとしても、ローリスクで簡単に解約できるのも安心材料の一つと言える。

 

3. 楽天ポイントが貯まる・使える

楽天でんきは使用量に応じて楽天ポイントが還元される。

通常であれば200円で1ポイント。

楽天ガスとセットで契約すれば100円で1ポイント。

さらに、支払い方法を楽天カードに設定すれば、100円につき1ポイントが還元される。

そしてその貯まった楽天ポイントで、楽天でんきの電気代を支払うことまで出来てしまう。

期間限定ポイントも使用できるのでポイントが無駄になりにくく、もともとお得な電気代をさらに抑えることができる。

 

楽天でんきのデメリット

それでは次に楽天でんきのデメリットを紹介する。

 

オール電化プランに未対応

私の場合これが最大にして唯一のデメリット。

すでに紹介したように、現時点で楽天でんきはオール電化プランに未対応となっている。

日中の電力使用量が多い場合はそれでもお得になる可能性はあるけど、我が家のように共働きで電気の使用が夜に集中する場合は、楽天でんきにするメリットは減ってしまう。

 

でんかeプランの場合、

平日昼間 32.49円
夜間・休日 21.64円

 

それに対して楽天でんきは一律24.5円となるため、平日昼間と比べるとかなりお得だけど、夜間・休日だと割高料金となってしまう。

 

オール電化住宅の場合、夜間に集中して電力を使用するため、どうしても楽天でんきの単価を活かしにくい。

 

これから先、楽天でんきがオール電化に対応する可能性は十分有り得そうだけど、今のところは様子見がよさそうである。

ただし、オール電化でなければ全く気にしなくていいデメリットなので、その場合は楽天でんきも選択肢としてアリだと思う。

 公式HPはこちら≫楽天でんき

 

オール電化プランにも対応「Looopでんき」

楽天でんきがオール電化に未対応ということで、それならオール電化に対応している新電力はどれだ?と見つけたのがこちらのLooopでんき

正直調べるまで聞いたこともない名前だった。

楽天電気との大きな違いは、やはりオール電化プランに対応していること。

もちろん、オール電化以外に「おうちプラン」という一般家庭向けのプランもある。

しかも単価が楽天でんきより安いので、楽天ユーザーでないのなら、オール電化でなくてもLooopでんきはオススメの新電力と言える。

 公式HPはこちら≫【Looopでんき】

 

Looopでんきのメリット

オール電化プランに対応したLooopでんきについて、一体どんなメリットがあるのかさっそく紹介をしてみる。

 

1. オール電化専用「スマートタイムプラン」

Looopでんきでは、オール電化に対応した「スマートタイムプラン」と呼ばれるものがある。

まさにLooopでんきの大本命と言っても過言ではない。

「スマートタイムプラン」は、基本料金0円、あとは時間帯や休日などによって、それぞれ従量料金が加算されていく。

オール電化の特性上、使用が増えやすい深夜の単価がお得になっているのが特徴となっている。

 

引用:Looopでんき

まず、夜間の価格が17.4円と「でんかeプラン」と比べて4円も安くなる。

昼間のリビングタイムでも25.4円と、32円から大きく下がり、さらに春と秋の半年間はスマートタイムが適用され、なんと平日昼間の単価が15.4円となる。

その反面、夏と冬の半年間は35.4円と3円の割高となっているけど、夜間の使用比率が多ければ問題はないはず。

注意点としては、「でんかeプラン」では休日が一律21.64円に対して、「スマートタイムプラン」では休日の昼間は25.4円になってしまうこと。

オール電化住宅の場合、夜間の集中使用で取り返せるとは思うけど、巣ごもり需要が増えて休日の在宅時間が増えている人は注意しておくべきポイントではある。

 

極論ではあるけど、もし今回の5月使用量をナイトタイム17.4円と、スマートタイム15.4円で計算すると、

(17.4円×391kwh=6,803円)+(15.4円×103kwh=1,586円)=8,389円

 

なんと1万円を切って、8,389円まで節約できることになる。

 

まぁ実際はここにリビングタイムの25.4円が絡んでくるから、ここまで安くなるのは稀だとは思うけど、それでも今よりは確実に安くなりそうである。

※今回は四国エリアを抜粋して紹介したけど、まずはLooopでんきの公式サイトから実際に自分の地域の価格を調べてみてほしい。

 公式HPはこちら≫【Looopでんき】

 

2. 初期費用、解約金が0円

Looopでんきも楽天でんき同様、初期費用・解約金が0円。

特にオール電化プランの場合、時間帯によって料金が変動するため、使い方によっては「電気代が前よりも高くなってしまった」なんてことになる可能性もないわけではない。

そんな時でも、気軽に別の電力会社へ変更できるのはありがたい。

来る者拒まず去るもの追わずの、まさにユーザー目線サービス。

 

Looopでんきのデメリット

Looopでんきの公式サイトには「デメリットはありません!」と自信満々に記載があるけど、まぁ個人的に少し気になるポイントだけ紹介しておく。

 

使用時間帯によっては割高に

これはすでに説明した通り。

Looopでんきのスマートタイムプランは、オール電化向けに深夜の電気代が低く設定されている。

しかしその反面、昼間は電気代が高くなるため、使い方によっては今よりも電気代が割高になってしまうことも。

ただ、これはほとんどのオール電化プランがそうなっているので、Looopでんきのデメリットというよりも、オール電化の家庭では切って切れない問題と言える。

 

複雑な料金プラン

「でんかeプラン」が平日昼間と夜間・休日の2種類しか単価設定がないのに対して、「スマートタイムプラン」では、季節や時間で複雑に単価が区切られているため、ぱっと見ただけでは、本当に安くなるのかが分かりにくい。

楽天でんきのように単価が一律ではないため、実際に使ってみるまで結果が分からないのも不安ではある。

ただ、前述のようにLooopでんきの解約金は0円なので、実際思ったよりも安くならなかったりしても、すぐに変更できる。

まずはお試しで気軽に乗り換えてみるのもアリ。

 

新電力へ乗り換えるか検討してみた・まとめ

というわけで、今回は新電力の「楽天でんき」と「Looopでんき」へ乗り換えることで、電気代を節約できるかを検証してみた。

オール電化の場合、まずは現在の使用状況を把握し、そこから新電力のプランと比較してみることをオススメする。

オール電化プランに対応した「Looopでんき」だと、初期費用・解約金・基本料金がすべて0円。

公式HPに料金シミュレーションもあるので、計算とか面倒くせぇって人は、まずはそちらから試してみてほしい。

 公式HPはこちら≫【Looopでんき】