普段から愛用しているスントのアウトドア用腕時計、『スント コア オールブラック(SUUNTO CORE ALL BLACK)』
今回はアウトドアに全く興味がない私が、1年間スント コア オールブラックを使用してみた使用感をレビューしていきたいと思う。
スント コア オールブラック(SUUNTO CORE ALL BLACK)を1年間使ってみての感想
高度計、気圧計、コンパスなどアウトドア向けの機能が満載のスント コア オールブラック。
スマホ全盛期の今の時代に、腕時計なんてあってもなくても一緒。
まして、ラインの通知機能もないし、ソーラー電波でもない。
さらに、
そんな私が、なぜアウトドアウォッチであるスント コア オールブラックを購入したかと言うと、それは映画『イコライザー』でデンゼル・ワシントンが使っているのを見て、一目惚れをしたから。
主演デンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールが、スント コア オールブラックでカウントダウンをしながら悪党を瞬殺していくシーンがカッコよすぎる。
Amazonのレビューでも、イコライザーの影響を受けたといった意見が見受けられる。
そんなわけで、私の場合はスント コア オールブラックをアウトドア目的で使用することはなく(シビアコンディションとしては、雨の日にバイクで走るくらい)、デスクワークとタウンユースがメインの使い道となっている。
普段使いでも問題なしのデザイン
主張が激し過ぎない(それでいて目を引く)絶妙なデザインは、アウトドア以外の使用でもまったく問題なし。
ビジネスシーンでも通用するかは微妙なラインではあるけど、普段からG-SHOCKとかを使っているのなら全然いけるはず。
重量は64g
ベルトのフィット感もよく、一日付けていてもストレスを感じない。
ベルトの調整幅もかなり余裕があるので、細身の人でも問題なく装着できるはず。
アウトドア用だけあって、ベルトを大きく使う事もできる。
フリースの上から緩めに巻いてみたけど、それでもかなり余裕がある。
例えば雨天時のバイク移動など、レインジャケットの上からでも問題なく使えたりと、普段使いの中でも様々なシーンで活躍してくれる。
耐久性だけでなく、メンテンス性も高い
1年間も使い倒すと、細かな傷もそれなりに増えてきた。
とは言え、アウトドアウォッチの場合はこういった古傷は勲章となる。
「使い込むほど味が出る」と言えば少し大げさだけど、日常生活でラフに使っていける心のゆとりは大切。
ベルトはエラストマー素材(固いゴムのようなもの)で出来ていて、パソコンやデスクに接触しても傷がつきにくい。
こちらも1年間使い続けた勲章(擦り傷)が目立ってきた。
ちなみにベルトの耐久性は2~3年らしいけど、まだまだ千切れる様子はなさそう(千切れるというよりは、割れてしまうのかも?)
ちなみにスペア品はAmazonでも扱っているので、自分で交換することもできる。
背面はこんな感じ。
コインサイズの切れ込みが入っていて、ベルト同様、自分でいつでも電池の交換ができるようになっている。
簡易的ではあるものの、この「自分でメンテナンスしている感」は少なからず理系男子の所有欲を満たしてくれる。
登山にハマりそうなインテリくんがいるのなら、プレゼントにもってこいではないだろうか(結果に責任は持たない)
ちなみに今回はレビューに合わせて、電池の交換にも挑戦してみた。
使うのはCR2032のボタン電池1つ。それと500円玉サイズのコインが1枚。
コインでOpenと書かれた方向へまわすと、背面キャップを外すことができる。
防水機能が備わっているためか、締め付けがきつく、開けるのにかなり苦労した。
今回はなんとか開けることに成功したけど、無理やり開けるのが怖い人はお店にお願いしてもいいかもしれない。
あとは電池を取り換えて、キャップを閉めたら完了。
機能は多いけど、宝の持ち腐れ状態
スント コア オールブラックに搭載されている機能は、高度計・気圧計・コンパス、そして時計の4つ。
前述のように、この1年間アウトドアでの使用はほとんどなく、時計以外の機能も使ったことがないため、完全に腐ってしまっている。
気圧計やコンパスも、一応使い方を調べたりはしてみたけど、結局使うタイミングがないのですぐに忘れてしまった。
日の出・日の入り時刻の設定や、気圧の変化による天気予報など、「お、なんか便利そう」と思える機能もあるにはあるけど、すぐに「あ、携帯があるや」ってなる。
アウトドア機能の使用感についてはお役に立てないのであしからず。
基本的な機能は一通り揃っている
高度計とかは使う機会が限られるけど、もちろんそれ以外の基本的な機能も揃っている。
ストップウォッチ・カウントダウンタイマー・アラームなど。
ただ、これらも全部スマホで完結はできる。
つまり腕時計をつけるなら時計の役目が果たせればそれで十分ってのが結論。
「スント コア オールブラック」で気分はロバート・マッコール
アウトドアだけでなく、デスクワークやタウンユースでも使えるスント コア オールブラック。
長時間巻いていても疲れないし、蒸れもほとんど気にならずストレスフリー。
なによりも、スント コア オールブラックをつけているだけでロバート・マッコールのように誠実な男になれる気がする(個人の感想です)
気が緩みがちなデスクワークも自然と背筋が伸びてくるし、プライベートでも一人静かに読書でもしたくなる。
どんなシーンでも腕に馴染んでくれる、素晴らしい腕時計である。