オーディオテクニカの開放型ヘッドホン「ATH-AD500X」から、ワイヤレスに対応した「ATH-HL7BT」に乗り換えたので、その使用感と変化についてレビューしていきたいと思います。
▼5年ほど使用した「ATH-AD500X」についての記事はこちら。
audio-technicaから発売されているオープン(開放)型ヘッドホン「ATH-AD500X」を購入してみたので、さっそくレビューをしていく。 audio-technicaの「ATH-AD500X」をレビュー メーカー/[…]
ATH-HL7BT最大の魅力は“ストレスの少なさ”

ATH-HL7BTを実際に使ってまず感じたのは、とにかく装着時のストレスが少ないこと。
重量は220gと、ATH-AD500X(235g)と大きく変わらないのですが、ワイヤレスの恩恵もあり装着感はかなり快適です。
耳を包み込むような柔らかいフィット感で、締め付けも強すぎず、長時間装着していても疲れにくい。
実際、数時間ゲームや動画視聴をしていても「ヘッドホンを付けている感覚」がかなり薄く、自然に使い続けられます。
密閉型ヘッドホンによくある、
圧迫感で疲れる
重さで頭が痛くなる
といった不快感がかなり少ないので、“長時間使う前提のヘッドホン”として非常に優秀だと感じます。
開放型ヘッドホンは「生活を遮断しない」のが良い
開放型ヘッドホンの魅力は、閉塞感の少なさにもあります。
密閉型ヘッドホンだと、自分だけの世界に入り込む感覚がありますが、ATH-HL7BTは“生活の延長線上で使える感覚”があります。
例えば、
家族からの呼びかけ
スマホの通知音
なども普通に聞こえます。
この“周囲を完全に遮断しない感覚”がかなり快適で、自宅用途との相性が非常に良い感じです。
特に、作業しながらBGMを流したり、ゲームを遊びながら生活音も把握したい人にはかなり合っていると思います。
聴き疲れしにくい、開放型らしいサウンド

音質についても、ATH-AD500Xで気に入っていた“開放型らしい抜け感”はしっかり継承されています。
高音はクリアで聴きやすく、中音域も自然。
映画やYouTubeのセリフも聞き取りやすく、長時間聴いていても疲れにくいチューニングです。
低音は密閉型のような迫力重視ではありませんが、輪郭はしっかりしており、ぼやけた印象はありません。
また、開放型らしく音場も広いため、
映画鑑賞
ゆったり遊ぶゲーム
などとはかなり相性が良い。
“聴き疲れしにくい自然な音”を求める人には、かなり満足度の高いヘッドホンだと思います。
ゲーム用途でも快適|“長時間プレイ”との相性がかなり良い

ゲーム用途についても、ATH-HL7BTの満足度はかなり高め。
もちろん、FPSのような競技性重視のゲームで、足音定位を極限まで求める“ガチ勢向け”ではありません。
ただ、自分のようにゲームをじっくり楽しみたいエンジョイ勢には、かなり相性が良いです。
特に、
オープンワールド
アクションゲーム
など、“長時間まったりと遊ぶタイプのゲーム”との相性は抜群。
開放型らしい広がりのあるサウンドのおかげで、BGMや環境音も気持ちよく聴けます。
さらに、蒸れにくく圧迫感も少ないため、長時間プレイしていても疲れにくい。
「一日中ゲームを快適に楽しみたい人」には、かなりおすすめできるヘッドホンです。
購入前に知っておきたいポイントは3つ
ATH-HL7BTを購入する前に気を付けておくポイントは次の3つ。
- 充電しながらBluetooth接続で使用できない
- 開放型なので音漏れは大きい
- Bluetooth接続だと若干音質が下がる
充電しながらBluetooth接続で使用できない
まず、充電しながらBluetooth接続で使用できない点には注意が必要です。
USB充電をすると本体の電源がオフになるため、Bluetoothは切断されてしまいます。
ただし、有線接続はバッテリーに依存しないため、どうしても使い続けたい場合は有線接続で対応することが可能です。
開放型なので音漏れは大きい
また、開放型という構造上、音漏れはかなりあります。
静かな部屋だと周囲にも普通に聞こえるレベルなので、電車やカフェなどの公共環境にはあまり向いていません。
基本的には、自宅で快適に使うためのヘッドホンという印象です。
Bluetooth接続だと若干音質が下がる
音質についても、Bluetooth接続時は有線接続と比べると若干音の解像感が落ちる印象があります。
音がこもる、とまでは言わないのですが、薄いフィルターが一枚かかるようなイメージです。
とはいえ、普段使いやゲーム、動画視聴で大きく不満を感じるレベルではなく、ワイヤレスの快適さを考えれば十分満足できるレベルです。
「ATH-HL7BT」は長時間使いたくなる、自然な使い心地のヘッドホン

ATH-HL7BTは、“音質特化の尖ったヘッドホン”というより、
開放型らしい自然な音
自宅での利便性
を重視した開放型ワイヤレスヘッドホンです。
特に、
「長時間ゲームや動画視聴をしたい」
「家の中で自然に使えるヘッドホンが欲しい」
という人にはかなり相性が良いと思います。
もし私と同じようにATH-AD500Xが好きだった人なら、ワイヤレス化による快適さも含めて、かなり満足度の高い乗り換え先になるはずです。