【ガン・フー映画】ジョン・ウィック:コンセクエンスをレビュー

「ジョン・ウィック」シリーズの最新作「ジョン・ウィック:コンセクエンス」を鑑賞しました。

 

面白いです。

ジョン・ウィック:コンセクエンスをレビュー

上映時間は過去最高の2時間50分。今作でジョン・ウィックシリーズも四作目となりますが、相も変わらず、そのほとんどが「殴る・撃つ・斬る」のアクションシーンで構成されています。

ジョン(キアヌ・リーヴス)の十八番であるガン・フー(銃撃と柔術を融合した戦術)をベースに、ヌンチャクや斧を使った接近戦の他、迫力のあるカーアクション(単純なカーチェイスではなく、走っている車に人を当てていくスタイルは流石)。

さらに新キャラによるジョンとは一味違う個性的な戦闘など、とにかくバリエーションに富んだアクションの連続で、最後まで飽きることなく楽しむことができました。

俯瞰カメラを活用した戦闘シーンは圧巻の一言。

特に印象的だったのは、俯瞰カメラを使ったジョンとゴロツキの戦闘シーン。

今作ではジョンの着用する防弾スーツへの対策として、焼夷弾を装填したショットガンが登場するのですが、これが脅威になるどころか、案の定あっさりジョンに奪い取られてしまいます。

すると、そこからカメラが徐々に場面全体を見下ろす俯瞰映像へと切り替わっていき、あとは、ひたすらジョン・ウィック無双。

この俯瞰カメラと焼夷弾エフェクトの相性がとにかく素晴らしく、花火のように発射される弾丸の美しさと、敵が吹き飛ばされるその様は爽快感抜群です。

ここはジョン・ウィックシリーズの名場面の一つと言えるでしょう。

個性的な新キャラ。

そして、本作で新たに登場した、真田広之が演じるシマヅもかなり魅力的でした。

シマヅの渋いセリフはいちいちカッコよく、浮世離れした大阪の風景を引き締めてくれます。彼にかかればバーでの小競り合いも一気に戦国時代の合戦になってしまうから不思議です。

そして、さらに頭一つ抜けて存在感を放っていたのが、盲目の暗殺者ケインを演じるドニー・イェン。

スターウォーズシリーズのスピンオフ「ローグ・ワン」からそのままぶっこ抜いてきた座頭市キャラではあるのですが、娘を人質に取られている哀愁を放ちつつも、いざ戦闘になると敵を弄ぶような余裕を見せるなど、ジョンとはまた違ったアクションを楽しめます。

特に大阪コンチネンタルのキッチンでの戦闘シーンは一見の価値あり。

日本刀とは違う杖状の剣によるトリッキーなアクションや、お家芸とも言える連打からのトドメのアッパーはもはや芸術の域です。

正直、ケインのアクションを見たあとでは、ジョンのガン・フーが物足りなくなるレベル。それくらい存在感が際立っていたキャラクターでした。

ジョン・ウィックという世界観。

ジョン・ウィック特有の世界観も相変わらず素晴らしかったです。

防弾仕様のオーダースーツや、爆発までのタイムリミットを測る無駄にでかい砂時計、決闘のルールを決めるカードゲームなど、本来であればツッコミどころ満載の要素も、4作目ともなるとすっかり馴染んでいます。

サイバーパンク風のなんちゃって日本や、警察がまったく関与しない町中でのハチャメチャな戦闘も、まったく違和感がありません。

予算が増えると無駄に世界を飛び回りたくなるハリウッドスタイルには苦笑いしてしまいますが、日本だろうがフランスだろうが、下地がしっかりとジョン・ウィックの世界観で統一されているので、見ていて安心感すら感じます。

個人的に少し残念だったのが、シリーズお馴染みの武器調達シーンが本作では控えめだったところ。あのASMR的な銃をカチャカチャと弄り撫で回すシーンはジョン・ウィックをジョン・ウィックたらしめる演出であるため、もっと味わいたかった、というのが今作の少ない欠点と言えるでしょうか。

死ぬこと以外かすり傷を具現化したキアヌ・リーブスのヒーロー像と、その美しい幕引き。

10年近く続いたシリーズも今作を持って、ひとまずは完結を迎えることになりました。

防弾スーツと超人的な体力によって、死ぬこと以外かすり傷を具現化したような存在だったジョン・ウィックですが、その最後はシンプルでありながらも美しく、まさにジョン・ウィックらしい最後だったのではないでしょうか。

描写的には続編も十分考えられますが、例えここで完結したとしても、今後予定されているスピンオフ映画や前日譚のドラマ、あと個人的な願望としてケインのスピンオフなど、そういった作品を見てみたいと思わせる魅力が本作にはありました。おすすめです。

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